LINEオープンチャットの使い方と注意点

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8/19(月)に、”LINEオープンチャット(OpenChat)“なるコミュニティ機能が、LINEアプリに正式追加されました。

Android、iPhone(iOS)共に使えます。

LINEオープンチャットの特徴は、”匿名性“と”自由さ“にあると思うのですが、やや気になる点もありました。

筆者も試しに使ってみましたので、LINE OpenChatの使い方と注意点をまとめてみました。

LINEチャット画面
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LINEアプリを最新版にアップデート

まずは、LINEアプリを最新版にアップデートします。

LINE OpenChatが使えるのは、LINEアプリのバージョンが、

  • iOS:9.12.0以上
  • Android:9.13.0以上

です。

iOSやAndroid OS自体のバージョンではないので、一応ご注意ください。

自動アップデートになっていれば、既に完了している場合も多いと思います。

「オープンチャットが見つからない…」という方は、LINEアプリのアップデートを確認してみると良いかもしれません。

LINEオープンチャットにはどこから入る?

入り方は”ホーム”からと”トーク”からの二通りある

筆者が知らなかっただけかもしれませんが、急に追加された感じのオープンチャット。

よく見ていないと、実装に気付かない人も多いのではないでしょうか。

オープンチャットのトップページに行くには、二通りのルートがありますので、Android 9のスマホを使って、解説していきます。

LINEホーム画面からのルート

一つ目は、LINEのホームから入るルートです。

LINEホーム画面

ホーム画面の”グループ作成“の下辺りに”オープンチャット“の文字がありますので、そこをタップしてください。オープンチャットのトップ画面に入れます。

トーク画面からのルート

もう一つは、トーク画面から入るルートです。

LINEトーク吹き出し

トーク画面の右上の吹き出しをタップして、

トークルーム作成

トークルームを作成“から”オープンチャット“を選択すれば、オープンチャットのトップ画面に入れます。

LINEオープンチャットのトップ画面

注意:検索ボックスが表示されない場合がある

LINEオープンチャットトップページ

ここで、重要な注意点があります。

本来ならば、上の画像上部の赤枠辺り(OPENCHATの文字の下)に、チャットルーム名などを検索できる、“検索ボックス”が表示されているはずなのです。

しかし、筆者の場合は検索ボックスが表示されていません

なので、貼られているQRコードやURLなどを経由しない限り、下部に表示されている、“ピックアップ”の10個程度のチャットルームしか見られない状態です。

実はこれは不具合でも何でもなく、LINEの基本的な仕様なので、現状どうする事もできないのです。

この件について詳しくは、”LINEオープンチャットで検索できない時の対処法|検索ボックスの場所は?“にまとめてありますので、「検索ボックスないぞー」って人はご覧ください。

チャットルームの作成方法は?

チャットルームは、先ほどのOpenChatトップ画面の右下の、”緑色の吹き出し“から作成できます。

LINEオープンチャット作成画面

この画面で、オープンチャットルーム名や説明文、アイコンなどを設定し、次のページで、自分の名前などを設定するようになっています。

実際にオープンチャットルームに入ってみた

諸事情によりルームの検索はできませんでしたが、とにかくピックアップに表示されているチャットルームから一つを選んでタップしてみました。一応、ルーム名などは消してあります。

LINEオープンチャット参加画面

参加“をタップすると、確か初回は”オープンチャットのポリシーに同意“の画面が出たと思います。

“同意”を押すと、

LINEオープンチャットニックネーム

このチャットルーム専用のプロフィール設定画面が開きます。

LINEオープンチャットでは、各チャットルーム専用のニックネームとアイコンを設定できますので、非常に匿名性が高いです。これに関しては、良い面も悪い面もありそうです。

ちなみに、このニックネームやアイコン設定は、オリジナルのLINE名やアイコンには反映されません

右上の”完了“を押せば、無事チャットルームに入室完了です。

チャットルーム内は、普通のトークやグループの画面と同じでしたが、通話機能はありませんでした。

実際にチャットルームに入ってみてどうだったか

LINEオープンチャット実装翌日の8/20の午前中に、適当なルームにいくつか入室してみた所、どこも例外なく”LINEスタンプ連打“ばかりでした。

ちょうどこの記事を書いている8/20の夜に、「ここなら大丈夫だろう」と思って入った比較的真面目そうなルーム名の部屋ですら、相も変わらずスタンプ連打…

中にはよろしくない画像を貼る人や、規約違反の誘導をしたりする人も居て、言葉は悪いですが、まるで学級崩壊の小中学生の集団に紛れ込んだ様な気分でした(苦笑)

発熱やLINEアプリフリーズも

とりあえず”通知オフ”は必須レベル

LINEオープンチャットメニュー

チャットルーム内で右上の▽みたいなマークを押すと、トークやグループ同様にメニュー画面が開きます。

おそらく通知がひどい事になると思いますので、入室したらとりあえず最初に、“通知オフ”にしておく事を強くおすすめします。

通知件数が多すぎて、端末が過剰に発熱したり、LINEアプリがフリーズしたりという状態にもなりかねませんので、注意が必要です。

何やら見慣れぬ、”Bot”というアイコンも見えますね。Botは実は翻訳機能です。

Bot通訳機能については、”LINEオープンチャットのBotとは通訳機能だった|使い方解説“で詳しく解説しています。

チャットルームからの退会方法

LINEオープンチャットメニュー

先ほどのチャットルーム内メニュー画面の右上に、“退会”ボタンがありますので、タップすれば退会できます。

退会せずに放置しておくと、

LINEオープンチャット未読999

10分程度で、”未読999+”みたいな事態になってしまいました。

チャトルームが不要になったら、なるべく”退会”を選択しておいた方が良いでしょう。

まとめ

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

実装されたばかりのLINEの新たなコミュニティ機能、”LINE OpenChat”を使ってみましたが、正直やや扱い辛い印象でした。

まず、LINEの仕様として”ルーム名の検索”ができない場合があるのは、どうにかならないものなのでしょうか。

18歳未満を保護する為の規制なのは分かりますが、もっと年齢認証の手段を増やすべきだと思います。

そして、荒らしとしか思えないスタンプ連打などの迷惑行為

匿名性が高いのも自由で良いのですが、想像以上に、羽目を外してしまう人が多かった気がしました。

LINEオープンチャット実装直後の、今だけの現象だと思いたいです。

UI自体は、いつものLINEな感じで使い易かったので、マイナス面がもったいなく感じました。

今後の改善に期待したいです。